美味しいお菓子を作るには
そのお菓子にあった適切な材料選びも大切
シンプルなお菓子ほど材料の良し悪しで味ががらっとかわります
もくじ
小麦粉
小麦粉には強力粉、中力粉、薄力粉があり
タンパク質の含有量つまり粘り成分のグルテンのできやすさが違います
強力粉が一番粘りが出るのでパンを作るのによく使われます
中力粉はほどほどに粘りが出るのでパスタやうどんに使われます
薄力粉は粘りが少ないのでお菓子作りによく使われます
全粒粉
通常の小麦粉は小麦の表皮と胚芽部分を取り除いて粉にしたものですが
小麦をまるごと粉にしたのが全粒粉です
表皮と胚芽の小麦らしい香ばしい風味や食感があります
また小麦粉に比べると糖質やグルテンも少なく、栄養価も高いです
砂糖
砂糖には甘味をつける以外にも役割があります
詳しくはこちらのコラムでどうぞ→お砂糖の種類と役割
グラニュー糖
サトウキビから作られる、水分の少ないサラサラで白い砂糖
クセがなくお菓子作りに一番よく使われます
私が気に入って使用しているのがグラニュー糖の中でも粒子が細かくて溶けやすいタイプのものです
乳製品
バター
フランス菓子によく使われるバター
しっとりさせたり風味を良くしたり、焼き菓子をさくさくにしたり
バターにはいろんな種類があるので詳しくはこちらのコラムでどうぞ→バターの違い
お菓子作りでは基本的には無塩バターを使います
フランスでは発酵バターという更に風味の良いバターをよく使います
日本ではあまり見かけませんが、バターを強調したい焼き菓子に使用すると格別です
牛乳
牛乳は低脂肪のものや乳飲料は避けてください
お菓子作りに慣れていない方は牛乳を他のミルク(豆乳やアーモンドミルク)に置き換えるのはオススメしていません
牛乳にもきちんとした役割がありますので、後々コラムにします
生クリーム
生クリームは新鮮なものを使います
古くなった生クリームはうまく泡立たないことがあります
スーパーでは乳脂肪分が異なる生クリームが売っていますが
私のおすすめは42%のものです
42%のものであれば大抵の場合に使用できます
生クリームの選び方はこちらを参考にしてください→生クリームの選び方
卵
私のレシピでは基本的に卵はMサイズを使用しています
卵についてはこちらの記事もどうぞ→お菓子作りにおける卵の役割
チョコレート
チョコレートは製菓用のクーベルチュールを使用するのがおすすめです
私が気に入ってよく使うのは「ヴァローナ」のものです
スイート
スイートと言っても甘さが強いわけではなく、乳成分が入っていないチョコです
オススメはこちら
クセのないビターチョコで、何にでも合います
こちらは少し酸味のあるビターチョコです
そのまま食べても美味しいです
ミルク
乳成分の入ったクーベルチュールです
オススメはこちら
バニラの香りも楽しめる高級感のあるミルクチョコです
ホワイト
カカオバターと乳成分、お砂糖で作られているのがホワイトチョコです
ホワイトチョコは甘ったるくて苦手だったのですが
このイボワールは繊細な甘さで口溶けもよく、後味もすっきりでとても美味しいです