月: 2022年10月

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キャロットケーキの歴史と特徴

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数年前にブームになり、定番化したキャロットケーキ🥕

キャロットケーキが生まれた歴史とキャロットケーキについて見ていきます。

キャロットケーキの歴史

キャロットケーキが生まれたのはイギリス。

1500年代に、当時貴重だったお砂糖の代わりに
糖分の高いにんじんをスイーツに使い始めました。

その後、第二次世界大戦中に配給制になり、
砂糖の供給が制限されたことにより、
にんじんスイーツがブームになって、
キャロットケーキも大人気になりました。

その後イギリスからアメリカに渡り、
アメリカンスイーツの定番になりました。

キャロットケーキとは?

キャロットケーキはすりおろしたり細かく刻んだにんじんを生地に入れることで
しっとりしたケーキになります。

ブラウンシュガーとスパイスを使うことで
風味の良い奥深い味わいになります。

イギリスのケーキはバターを使ったケーキが多いですが、
実はキャロットケーキはバターではなく植物性オイルを使っています。

植物性オイルを使うことで重くなりすぎず、
ふんわり軽くなります。

にんじんを使うと水分が多いので、
冷蔵庫に入れないとケーキが痛みやすくなります。

冷蔵庫に入れた時、バターを使っていると
ケーキが硬くなるので植物性オイルを使うようになったのではないのかと
考えられています。

キャロットケーキには
クリームチーズのフロスティングを乗せることが多いですが、
これはアメリカに渡ってから乗せられるようになりました。

キャロットケーキのアレンジ

キャロットケーキはくるみやレーズンを入れたレシピが多いです。

他にもココナッツを入れたり、
パイナップルやオレンジを入れるものもあります。

キャロットケーキとほぼ同じ材料と作り方をするもので

「ズッキーニケーキ」もしくは「ズッキーニブレッド」

というものがあります。

キャロットケーキに比べると、日本ではマイナーなお菓子ですが、
アメリカでは定番のお菓子で、とっても美味しいんですよ。

キャロットケーキもプロのように作れるようになる

キャロットケーキなど、
イギリスやアメリカンスイーツをプロのパティシエから学んで
お菓子教室を開いたり、お店で販売できるようになります。

詳しくは
「お菓子専門プロ講座」をご覧ください!

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カヌレってどんなお菓子?歴史を見てみよう!

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カヌレ、好きですか?

数十年前にブームになって、ここ数年、また流行っていますね。

カヌレとは?

カヌレというのは、外はがりっとした食感で、中はしっとりもちもちとした弾力のある生地が特徴のフランス伝統焼き菓子です。

正式な名称はカヌレ・ド・ボルドー(Cannele de Bordeaux)

卵の黄身、バター、牛乳、薄力粉、砂糖などといったお菓子の基本材料にラム酒やバニラで香りを加えて焼き上げたものを言います。

カヌレ専用の型に蜜蝋を塗り、がりっとした食感を出します。

そもそもカヌレとは、『溝のついた』という意味で、焼き型に縦の溝が入っていることからその名がつけられたとされています。

カヌレの歴史

みなさんは、ボルドーをご存知ですか?

ボルドーといえばフランスの中でもワインで有名な地域です。

カヌレの誕生には、ボルドーの名産品として知られるワインが深く関わっています。

ワインを製造する工程の中には、コラージュというものがあります。

コラージュとはワインの濁り成分を取り除き、透明にする作業のことを言います。

実はこの作業に欠かせないのが卵白やゼラチンといった清澄剤です。

これが濁りの元となるタンニンと結びついて樽の底へと沈殿し、それを取り除くことで濁りのない綺麗なワインに仕上がるのです。

残った卵黄は使用しないため、卵黄を使用したお菓子を作れないかということで考えられたのが、カヌレです。

そんなカヌレの歴史はとても古く、一説では16世紀にボルドー地方の女子修道院で作られていたとも言われています。

フランス革命が起こると修道女達が追われてしまい、カヌレに関する資料も焼失してしまいました。

そのため、一時はカヌレが存在しない時期もあったそうです。

カヌレの正式な歴史は今でも謎のままです。

現在、ボルドーを含むアキテーヌ地方にはカヌレの製造業者が約700社もあるそうです。