店舗を持たずにお菓子を販売する方法

店舗を持たずにお菓子を販売する方法

ここ最近、店舗を持たずにお菓子を販売する方が増えています。

10年ほど前まではパティシエになるには、
製菓学校へ行って、お店などで働いて、将来的には自分のお店を出す。
というのが一般的でした。

しかしここ数年は実際に店舗を持ちたいと思う方が減り、
製菓学校へ行っても他の仕事をしながら休みの日にお菓子を販売する、
または学校へは行かず、独学でお菓子作りを学び、
ネット販売などでお菓子を販売する方が増えています。

お菓子を販売するのに必要な資格

1、食品衛生責任者

食品衛生責任者の資格は丸一日講習を受けると取ることができます。

一度取ると更新などもないので、今からでも取っておいた方がいいです。

食品の扱いや保存方法なども衛生的な観点から学べるので、役に立ちます。

講習の予約が取りにくいので、早めに取っておきましょう。

2、菓子製造許可

こちらの資格は人ではなく場所に与えられるものです。

この菓子製造許可があるのキッチンで作ったもの以外は販売不可です。

どこでお菓子を作るか

1、自宅キッチン

自宅キッチンと言っても、普段ご飯を作るようなキッチンではダメです。

地域によって菓子製造許可の基準が決まっていますので、
お住まいの地域の保健所に相談します。

家を建てる、リフォームをする予定のある方は
保健所に相談して菓子製造許可がおりるようにすることが可能です。

2、レンタルキッチン

菓子製造許可のあるレンタルキッチンを利用します。

レンタルキッチンを利用するのが一番コストが安く、始めやすいです。

3、アトリエ

自宅とは別に賃貸を借りて製造する方法です。

こちらも菓子製造許可が必要ですので、
オーナーさんに改装などできるかどうか相談しましょう。

どこで販売するか

1、ネットショップ

今一番増えているのがネット販売です。

BASEなどの通販サイトを自分で作り、そこでお客様とやり取りして発送します。

2、イベント

マルシェなどのイベントで販売します。

出店料や売上の一部を主催者に払います。

色んなお店が出店しているので、新しいお客様に出会えるのがメリットです。

3、卸

道の駅やカフェなどに置いてもらう方法です。

最初に全部買い取ってもらう方法と、売れた分だけ払ってもらう方法があります。

発送作業や自分が店頭に立つ必要がないので、
一番自分の時間が確保できる販売方法です。

お菓子作り初心者でも、お菓子を販売できる?

はい!もちろんできます。

ただ、販売するにはお菓子作りの技術+販売やマーケティングのノウハウが必要です。

それもマルっと学べるのが

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お菓子を販売するためのビジネススキルも身につけることができます!