シフォンケーキを失敗しないために

シフォンケーキって失敗しやすいお菓子というイメージかもしれません
材料はシンプルなので作りやすいのですが
上手く膨らまないと落ち込みますよね
今回はシフォンケーキの失敗例と原因、成功するポイントを見ていきます
失敗例1、焼き縮み

焼いている間は膨らんでいたのに、オーブンから出したらしぼんでしまった…
そんな経験はありませんか?
焼き縮みの原因はいくつかあります
- 焼き時間が短い→生地がしっかり焼けていないのに出してしまった
- 逆さまにして冷まさなかった→逆さまにしないと必ずしぼみます
- 完全に冷めていないのに型から外した
- 卵黄生地に油を入れてからの乳化不足→卵黄生地が乳化していないと泡がつぶれやすくなります
- 粉を入れてから混ぜ不足→生地を支える粉がしっかり混ざっていないとしぼんでしまいます
これらが焼き縮みの原因なので、逆にこの原因を一つづつクリアしていけば成功します
失敗例2、底上げ

ぱっと見うまく出来たように見えても
型から外したら底が凹んでいたことはありませんか?
これが底上げという失敗です
底上げになる原因を見ていきましょう
- メレンゲの泡立てが足りない→メレンゲはキメが細かくツノがしっかり立つ状態がベストです
- 卵黄生地の混ぜが足りない→卵黄・油・水分がしっかり混ざっていないと、水分や油分が底に溜まってしまいます
- オーブンの温度が低い→オーブンに入れてから最初の数分で膨らんでいくので、余熱はしっかりしましょう
- 焼き時間が足りない→焼けているかの目安は、生地が一番膨らんだ時よりも少し落ち着いたら焼き上がりです
- 生地を高いところから流した→生地を流す際には余分な空気が入らないようにします
失敗例3、腰折れ

型から外した後に、生地が自立出来ず折れてしまうことがあります
これが腰折れです
腰折れの原因は何でしょうか?
- 卵白が混ざりきってない→卵白のかたまりが残っているとそこが空洞になり、腰折れします
- しっかり冷める前に型から外した→生地が安定する前に外すと柔らかく潰れてしまいます
いかがだったでしょうか?
シフォンケーキの失敗の原因、ひとつずつクリアして
ふわふわでしっとりなシフォンケーキを目指しましょう!