シフォンケーキを失敗しないために

シフォンケーキを失敗しないために

シフォンケーキって失敗しやすいお菓子というイメージかもしれません

材料はシンプルなので作りやすいのですが

上手く膨らまないと落ち込みますよね

今回はシフォンケーキの失敗例と原因、成功するポイントを見ていきます

失敗例1、焼き縮み

焼いている間は膨らんでいたのに、オーブンから出したらしぼんでしまった…

そんな経験はありませんか?

焼き縮みの原因はいくつかあります

  1. 焼き時間が短い→生地がしっかり焼けていないのに出してしまった
  2. 逆さまにして冷まさなかった→逆さまにしないと必ずしぼみます
  3. 完全に冷めていないのに型から外した
  4. 卵黄生地に油を入れてからの乳化不足→卵黄生地が乳化していないと泡がつぶれやすくなります
  5. 粉を入れてから混ぜ不足→生地を支える粉がしっかり混ざっていないとしぼんでしまいます

これらが焼き縮みの原因なので、逆にこの原因を一つづつクリアしていけば成功します

失敗例2、底上げ

ぱっと見うまく出来たように見えても

型から外したら底が凹んでいたことはありませんか?

これが底上げという失敗です

底上げになる原因を見ていきましょう

  1. メレンゲの泡立てが足りない→メレンゲはキメが細かくツノがしっかり立つ状態がベストです
  2. 卵黄生地の混ぜが足りない→卵黄・油・水分がしっかり混ざっていないと、水分や油分が底に溜まってしまいます
  3. オーブンの温度が低い→オーブンに入れてから最初の数分で膨らんでいくので、余熱はしっかりしましょう
  4. 焼き時間が足りない→焼けているかの目安は、生地が一番膨らんだ時よりも少し落ち着いたら焼き上がりです
  5. 生地を高いところから流した→生地を流す際には余分な空気が入らないようにします

失敗例3、腰折れ

型から外した後に、生地が自立出来ず折れてしまうことがあります

これが腰折れです

腰折れの原因は何でしょうか?

  1. 卵白が混ざりきってない→卵白のかたまりが残っているとそこが空洞になり、腰折れします
  2. しっかり冷める前に型から外した→生地が安定する前に外すと柔らかく潰れてしまいます

いかがだったでしょうか?

シフォンケーキの失敗の原因、ひとつずつクリアして

ふわふわでしっとりなシフォンケーキを目指しましょう!